江戸の「角打ち」

江戸時代の文献をいろいろ当たってみているが、今のところ、「角打ち」という言葉を見つけることはできていない。
しかし、酒屋の店頭で飲むことは江戸時代からあったことは様々な文献で証明できる。江戸時代は、酒屋で飲むことを「居酒」「枡酒」と言っていた。

写真は武家奉公人の中間が小売酒屋である請酒屋で床几に座って居酒をしているところを描いた浮世草子である。「風俗遊仙窟」(1625年)

「名月や居酒飲まんと頬かぶり」  (宝井其角「いつを昔」、1690年)
「居酒をば仕らずとむごくかき」  (「排風柳多留」)

「按(あんず)るに、居酒といふ事、古くもあり。酒屋へ飲にゆく也」(嬉遊笑覧、1830年)