辞書・辞典に見る角打ち

角打ち資料集

辞書での角打ちの定義

角打ちの定義としては、「酒屋で升やコップで量り売りした酒、または、瓶・缶で売っている酒を買って、その場で飲むこと。本来は、九州北部の方言。」と記載した方がいい。
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方言辞典の角打ち

かくうち〔角打〕 (1)升に入ったままの酒を飲むこと。福岡県・熊本県下益城郡 (2)酒屋で立ち飲みすること。佐賀県・熊本県 《かくち》熊本県玉名郡 《かくうち酒》福岡市・佐賀県 (3)金銭を出し合って宴会をすること。大分県大分郡・北海部郡 《かくち》大分県玖珠郡
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佐賀県方言辞典の角打ち

佐賀縣方言辭典  かくうち・・・タチザケ  かくまはし・・・かくうちに同じ この辞典は1902年に発行されたものである。 ということは、官営八幡製鉄所が創設された1901年頃にはすでに佐賀県では角打ちという言葉が一般に使われていたことになる。
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カクチともいわれる角打ち

『日本方言大辞典 上巻』(小学館 1989.3発刊)によると、熊本県玉名郡と大分県玖珠郡ではカクウチはカクチである。 また、カクチというのは、言語学でいう重音脱落かと思っていたが、1989年発行の「柳川方言総めぐり」では、「かくちする(角口する):枡の角に口を付けて酒を飲むこと」とある。